■シュロソウ(ゆり科)
 漢名は。藜蘆山地に自生、多年草、葉は細い披針形で長い。根及び茎の下部に棕?の毛の如きものを附けている。花は花茎をぬき分岐して(夏季)、円錐花序に開く。

「薬用部と利用法」
 毒草なれば注意せよ。根を粉末として頭のシラミをとるに擦りつける。煎汁は植物害虫駆除によし。0.二g位で吐剤となり、てんかんに使用したが現在では血圧降下のクスリとして研究中である。素人は使用しない方がよい。