| 処方 |
このタイプの方のアトピー性皮膚炎は、全身に赤みがありかゆみ強い、所々にジクジクした湿疹があり、夜布団に入ったりお風呂に入ったりして体が温まるとかゆみが増してきます。掻くと表面の乾燥した皮膚がはがれ粉のようにぼろぼろと落ちてくることや、ジクジクしたところから黄色い浸出液などが出て下着を汚したりします。季節的に春から夏にかけて気温が
上昇したり梅雨時のように湿度が増すと悪化します。
全身症状として疲れやすい、むくみやすい、暑がりで冷たいものが好き、便秘がち、などの特徴があります。
漢方的に湿熱というタイプの診断の場合、上半身に症状が強く出ている場合は黄連解毒湯を、下半身に症状が強い時は龍胆瀉肝湯が主に使用されます。 |